狂気を感じるマッドマックス
怒りのデスロードでも無く、サンダードームでも無く
無印マッドマックス 正真正銘のマッドマックスを見ました
近い将来荒廃した世界が舞台といっても2以降に比べると、まだなんとなく世紀末感はあまり無い。
たぶんそれは、2以降は舞台がもう荒野というか砂漠でいかにもな衣装やらモヒカンとか、挙句はなんかもう人工呼吸器的な謎の装置を付けてたり、顔がおっさんの子供がでてきたり、そんなのがあるからかな
一作目は緑や湖、海なども出てきて、マックスもM.F.Pなる警察に所属しており、まぁ荒廃はしているものの、近未来というよか、古い時代のように感じた
MADは怒り狂うとかそんな意味であり、マックスがMADに駆られる作品だ
観てるほうにもそうした狂気は存分に伝わり、どんなに映像が進化してもこの世界観はこの時代にしか出せないように感じる
フィルムのあれも相まってか全体的にどんよりしていて
ホントにラリッってるんじゃね?という暴走族。悪魔のいけにえもそうだけど、ここらへんの時代の映画のラリッてる表現はなんかもう、やってるとしか思えないような感じだし、正気じゃないというのはこういうのを言うんだと思う
んでところどころでドアップになる血走る目。フラッシュバックのように焼き付き、なかなにツライ
嫁と子供がはねられるシーンもよく見る表現ながら、重くのしかかるものがありますね
グースの病院シーンはトラウマ
爽快なストーリーなんだけど、そうはならないのは、ところどころでくるこうした暗い描写やあとは音楽というか音なのかな。
エンドロールにブライアンメイと書いてあったので、QUEEN?!と思ったけど別人らしい
怒りのデスロードもマッドマックス2も素晴らしいけど、マッドマックスは1に限りますね
サンダードームは、、、